【読書】組織は「言葉」から変わる。

こんにちは。
代表の渕脇です。

会社にとって、社員との関係はとても重要です。
会社に貢献したいという意欲のある社員が多いほど、会社の業績は上がります。
なぜなら、実際に仕事をするのは社員だからです。

社員が、会社に貢献しようという志をエンゲージメント言います。
社員のエンゲージメントを上げていく事が、これからの会社経営には必要になっていきます。

では、どのようにして、社員のエンゲージメントを上げていくのか。
会社と社員の関係を、より良いものにしてくためにはどうすればよいのか。
そんな疑問に応えてくれる本を読みました。

内容は、ストーリー仕立てになっているので、すらすらと読めてしまいます。
それでいて、具体的にどのようにして、エンゲージメントを上げていくのかという実例を読むことできるので、イメージを作りやすいと思います。

私は、多くの人が幸せに暮らせる社会を作るためには、働く人たちが幸せでなければならないと考えています。
そのためには、社員を幸せにできる会社を増やしたいのです。
社員を幸せにできる会社とは、働きがいを提供できる会社だと思います。

働きがいとは、仕事を通じて社会貢献をしているという実感を持つことだと思います。

そのためには、その会社がどのような社会貢献を目指しているのかを明確に自覚する必要があるのです。
そのためには、言葉が必要なのです。
そして、その言葉を企業文化と言えるまで浸透させることが大切なのです。

ただ、言葉だけを掲げていてはだめで、それが社員一人ひとりに浸透していき、行動指針となるところまで落とし込めなければいけません。

この本では、その過程を丁寧に描いています。

社員の力を引き出したい経営者に読んで欲しい

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、経済が停滞してしまう危機に瀕しています。
こんな時だからこそ、社員の力を一つにまとめる必要があります。
そのためには、インナーブランディングが必要なのです。
インナーブランディングとは、社内向けのブランディングです。
自分ちの会社は何を目指いしているのか、どんな会社なのかを、社員に向けてブランディングするのです。

この本の中にもありますが、インナーブランディングをする際には、経営者自身が先頭に立たなければいけません。
社員任せの姿勢では、企業文化を根付かせることはできないでしょう。

したがって、この本は、経営者自身が読むべき本だと思います。

まとめ

組織づくりは、経営者の仕事です。
そして、社員の力をまとめるには、一つにまとまれる「言葉」が必要なのです。

社員の力を結集したいとお考えの経営者に、読んでいただきたい一冊です。