ダイエットをする目的を明らかにしよう-経営者ダイエット
人がダイエットをする理由はいろいろあると思いますが、大きく分けると以下の三つになります。
- 減量
- ボディメイク
- 健康
ダイエットをするなら、この三つのうちのどれに当てはまるのかを、よく考える必要があります。
なぜなら、目的によってやり方や考えることが全く違うからです。
減量とは
減量とは、体重を減らすことです。
厳密にいうえば、ダイエットとは違います。
ダイエットは、もともと食事療法という意味ですので、体重を減らすという意味ではありません。
食事を改善して、生活習慣病の治療や予防をすることをダイエットというのです。
減量は、体重が減ればいいのです。
一般の人は、減量を必要することはまずありえないと言っていいでしょう。
減量が必要になるケースは、ボクサーなど体重別階級制のあるスポーツをやっている人たちが、試合に出るために体重制限をクリアするときに行うものです。
体重が減ればいいので、水分を絞り出しても構わないわけです。
汗をかいて、体外に水分を出してから体重計に乗って、既定の体重をクリアすればその後は何を食べても飲んでもいいのです。
ボクサーが汗を大量にかくのはそのためです。
しかし、これは身体に悪い方法ですし、一般人はそこまでして体重を減らす必要はありません。
この方法をまねるのは危険だし、そもそも目的が違うので、まねる意味がありません。
ボディメイク
ボディメイクは、いわゆる、きれいな身体、カッコいい体を作ることです。
そのためには余計なものはそぎ落として、必要なもの(筋肉)をつけていく必要があります。
ただ、単純に痩せただけでは、きれいな身体になることはありません。
ただ細いだけの貧相な身体になってしまいます。
よくありがちな間違いが、もう十分痩せているのにおなかだけがポッコリと出ている人が、この体型を何とかしようとさらに痩せようとする間違いです。
おなかだけがポッコリと出ているのは姿勢と筋力の問題で、太っているからではありません。
この違いが判らないと、カッコいい体が作れないだけではなく、体験危険なことになってしまいます。
カッコいい体が作りたければ、筋トレは必須になります。
健康のため
いわゆる、メタボリックシンドローム対策のためのダイエットです。
この場合は、ハードなトレーニングは必要ありません。
もちろん、健康になるための適度な運動はやった方がいいのですが、ムキムキの身体になるようなハードトレーニングをやる必要は全くないのです。
しかも、長期間にわたって健康を維持するには、無理なダイエットは長続きしないためにできません。
無理なく、長期間にわたって習慣化できるような工夫をすることが必要です。
そのためには、短期間にたくさん減量をするようなやり方は不向きです。
そのような方法では、身体を壊すか、続けられずにリバウンドをするかのどちらかです。
ダイエットに失敗する典型的なパターンですね。
まとめ
以上のように、痩せると言っても、目的によってやり方が違います。
いったい自分は何のためにダイエットをしようとしているのか。
欲しい結果は何なのか。
そこをしっかりと理解してから、ダイエットに取り組むことをお勧めします。
弊社のダイエットプログラムでは、ダイエットの目的によって指導の内容が変わってきます。
もちろん、まずはヒアリングをしっかりさせていただくので、ダイエットの目的を明確化させてからスタートいたします。
安心して、お問い合わせください。