脳の健康を左右する二つの体液-その1「血液」
昨日の記事に、経営者の仕事は「脳」の健康がとても大切である、という話を書きました。
世の中の流れを読み、先を見て、自分たちの強みと、顧客のニーズをとらえ、難しい判断と決断をしなければいけません。
社員の人生を背負い、沢山のステークスホルダーのリスクを背負わなければいけない経営者は、多くのストレスと戦っています。
もし、経営者の脳が良い状態になかったならば、いい仕事ができるとは思えませんよね。
昨日の記事はこちら
脳の健康を守る二つの体液
脳に栄養を与え、脳を健やかに保つために重要な原滝をしている体液は二つあると、私は考えています。
その二つとは、
- 血液
- 脳脊髄液
です。
血液は、今更説明する必要もないと思います。
脳に必要な栄養素や酸素などを供給する重要な液体ですね。
免疫機能などもつかさどっています。
脳脊髄液は、脳と脊髄を覆っている3重の髄膜の間を満たす液体で、脳と脊髄のまわりを循環して、脳と脊髄に対して栄養を供給していると考えられています。
何らかの原因で、この脳脊髄液が漏れだして減少すると、脳脊髄液減少症といって、身体のあちこちに様々な不定愁訴が表れることがあります。
このように、脳脊髄液は脳と脊髄という、人間の健康にとって非常に重要な器官を守っているのです。
脳の健康のために血液循環を良くする
脳の健康を守るためには、この二つの液体がきちんと機能することが大切です。
今日のこの記事では、血液について書きたいと思います。
今更説明の必要もないとは思いますが、脳の健康をまるためには、血液循環が良い、ということがとても重要だということです。
適度な運動をする
脳は、二足歩行の人間にとって、一番上にあります。
そして、血液は重力の影響で下に下がりやすい傾向があります。
すわり仕事や立ち仕事の場合、脚がむくむ人がいますが、これは単純に重力に引っ張られた血液および体液が足に溜まっている状態です。
足に体液が溜まっているということは、脳に供給される血液が少なくなっているということを示します。
この血液循環を促進するためには、脚の筋肉を使って足に溜まった液体を押し上げる必要があります。
つまり、脳の血液循環を促進するには、脚を使った運動をする必要があるということです。
肥満を解消する
また、血液の状態も重要です。
高脂血症で、血液がドロドロという状態では、血頚循環が良くなることはありませんよね。
高脂血症を解消するには、ダイエットをするのが一番です。
肥満と高脂血症の関係性はとても明確なので、肥満を放っておいて高脂血症だけを治すというのは無理があります。
脂っこいものをたくさん食べて、お酒をたくさん飲み、さらに運動不足という生活をつづけながら、一方で血液サをラサラになる薬を飲んでいる人という人がいますが、車で例えれば、ブレキーを踏みながらアクセルを踏んでいるようなもので、身体にばかり負担がかかって結果が出ないという状態になっています。
しかも、毎月の医療費もばかになりませんし、病院に行って薬を処方してもらうための時間も無駄ですよね。
いい仕事をするには、そういう余計な時間やお金を使うことをやめることも必要です。
弊社でダイエット指導をさせていただいた経営者の中には、ダイエットして変わったとこととして、気分がととても良くなって、前向きなアイディアが次から次へと湧いてくるようになった、という感想を述べた方がいらっしゃいます。
ダイエットの効果は、ただ単に外見が良くなるだけではありません。
脳の状態にも、大きな影響を及ぼすのです。
肩こり解消も重要
肩こり、首こりも、脳の血流を阻害することが分かっています。
脳に供給される血液は、当然のことながら首を通って脳へ送り込まれます。
この時に、首の筋肉が硬くなっていると、脳へ供給される血液循環を阻害するので、脳の血行が悪くなります。
脳の血流が悪くなれば、前向きな気分ではいられないし、いいアイディアも浮かばない、考えもまとまらない、決断ができない、決断が後ろ向きになる、などの影響が出てきます。
会社の命運を握る経営者の頭脳が、このような状態で良いはずがありません。
経営者の肩こりや首こりは、会社の業績に大きく影響するのです。
まとめ
経営者の脳は、会社の命運を握っていると言っても過言ではありません。
経営者の脳を健全に保つための二つの体液(血液と脳脊髄液)がしっかりと機能することが、会社の健全な経営には必要不可欠なのです。
血液は、その大切な脳を健全に保つ代表選手です。
身体の状態を良くして、血液の状態を良くしていくことが必要で、そのためには、運動不足と肥満の解消が必要になってきます。
この記事を読んで、自分の健康の大切さに気づかれた方は、ぜひ、弊社の経営者向けコンディショニングサービスをご利用ください。
また、ダイエット指導も行っています。
こちらは、現在モニターを募集しています。